独裁者は良いリーダーか?
- 投稿日:2017年 4月 3日
- テーマ:理念
ネットで「リーダーシップ」について検索していたらJCI国際アカデミーに行きついた。
(既に今年の開催は終了しています)
JCのOBとして今年で30回を重ねたことを思うと感慨深い。
私は1990年第3回国際アカデミー(宮崎・広島)に参加した事がある。
先輩の薄衣景子さんに誘われしかたなく英語のできない私が参加。
セミナーは通訳がいるとはいえ全て英語!
セミナー自体は困らなったが、休憩時間や夜の懇談会で苦労した。
相手の聞きたいことは何とか理解できたが、自分の事を伝えることができない・・・
このセミナー参加者は海外から54カ国56名、国内41名。
特にも海外参加者は近い将来のその国を背負って立つリーダーばかり。
このセミナーのテーマは「エクセレント・リーダーシップ」、
いかにして組織のベクトルを揃えるかを学ぶものだった。
ある時セミナー中に私が
「独裁のリーダーではなく、皆で決めるのがリーダー」と意見を言うと
海外参加者は異口同音に「ノー!」と反論し始めた。
大きな変化を生みだすには強いリーダーシップ、
つまり独裁こそが理想のリーダーであるという。
日本の甘っちょろい民主主義で育った私と、
国家を背負って立つ気概に満ちた海外参加者の立ち位置が違う。
彼らは今すぐにでも国家の枠組みや仕組みを変えることを考えていた。
そう言えば夜8時頃でセミナーは終わるが
その後ラウンジで朝までお酒を飲みながら議論とバカ騒ぎ!
でも朝9時からのセミナーもしっかりと受ける海外参加者。
私たち国内参加者の中にはセミナーをサボるもの
私のようにウツラウツラしながら会場にいるだけのもの・・・
覚悟が違うと行動も発言も全く違ってくる。
そんな27年も前のことを思い出しながら
リーダーシップについて考えてみる。