2023.09.16
「to do good」の前に「to be good」
ウシオ電機会長の牛尾治郎氏が、若い頃に就職で悩んでいたころに、天下の碩学といわれた安岡正篤氏にいわれたことばがあります。 「to do good」 を考える前に「to be good」を目指しなさい。 それまで私は、あれをしたい、これをしたいと、「to do good」ばかりを考えていた。 そうではなく、「to be good」。つまり、よりよくあろうと自分を修める。 その軸がしっかりしていなければ何もできないし、何者にもなり得ないのだと痛感させられた。 それ以来、私は事あるごとに、「to do goodの前に、to be good」と反芻し、自身を戒めてきた。この言葉のおかげで今があると思う。 牛尾治郎氏 私たちは、ついつい物事に対応するときに、うまくやろう、格好よくやろう(to do good)としていましまいます。しかし、大切なのは正しくあろ...