- HOME
- 絆ST スタッフブログ
- 寝太郎の寝言
- 【寝太郎】10月24日はツーバイフォー住宅の日
【寝太郎】10月24日はツーバイフォー住宅の日
- 投稿日:2019年 10月24日
- テーマ:寝太郎の寝言
こんにちは!絆ST 管理部の寝太郎です。
久しぶりのブログの投稿となります...。更新が追い付かず申し訳ございません。
さて、皆さん本日は何の日かご存知でしょうか?少々マニアックな話になってしまうのですが、
本日は東京都港区虎ノ門に事務局を置く、「ツーバイフォー住宅」の普及のため、調査研究・技術開発などを行う
一般社団法人・日本ツーバイフォー建築協会が制定した「ツーバイフォー住宅の日」です。
じゃあツーバイフォーって何なのよ?という疑問にお答え致しますね。
「ツーバイフォー(2×4)」工法は、木造建築の工法で「木造枠組壁工法」の1つです。
なぜ「2」と「4」という数字が出てくるかというと、
家を建てるときにつかわれる角材のサイズが「2インチ×4インチ」であるためです。
この均一サイズの角材と合板を接合して、柱や梁の代わりに壁、床、天井、屋根部分を構成し、
それらを組み合わせて箱状の空間をつくっていくわけですが、
既製サイズの角材に合板をあわせて組み立てていくという単純な工法であるため、
高度な技術は必要ないという特徴があります。
歴史的な背景としては、西部開拓時代のアメリカで、熟練の技をもつ職人が少ないという事情から
マニュアル化しやすいツーバイフォー工法が広まったとされております。
日本の伝統的な住宅工法である「木造軸組工法(在来工法)」と比較すると、
在来工法は柱と梁の軸組によって組み立てていく、"線"で家を組み立てるイメージで、
"面"で組み立てていくのがツーバイフォーとイメージするのが分かりやすいかと思います。
ツーバイフォーのメリットは、"面"で構成されているため、
在来工法よりも地震や風といった外部要因に対して耐性があると言われているのと、
"面"であることに由来し、高気密・高断熱である事などが挙げられます。
デメリットとしては、"面"で構成されているため後からの間取りの変更等が難しいといった点が挙げられます。
自分たちがどのようなライフスタイルで暮らしたいのか、どんな環境下で家を建てるのか、
工法にも選択肢があると知った上でメリット・デメリットを比較すると
より理想的な家作りが出来るのではないか思います。
10月24日は「ツーバイフォー住宅の日」という事で、これを会話の糸口に今お住まいの家がどのような工法で作られているのかご家族で調べてみるのも面白いかも知れません。
以上、管理部 寝太郎でした!