建築由来の言葉「畳の上の水練(すいれん)」

  • 投稿日:2018年 12月10日
  • テーマ:住まい

理屈や方法を知っているだけでは、実際には役に立たないことのたとえ。
畳の上で行う水泳の練習は効果が無いことから転じたことわざ。


建築由来の言葉「建前」

  • 投稿日:2018年 12月 9日
  • テーマ:住まい

建前は上棟のことで、屋根を上げること(構造の完成)。個人が集団や社会から求められているものがどうであれ、それに構わず抱く自分の偽りのない気持ちを「本音」というのに対し、本音では自身が望まなくても対外的にそう答えたほうがいいだろうとするのが「建前」。
この人の感情と態度の違いを示す「本音と建前」という言葉にまつわる、ちょっと悲しい物語を紹介します。
昔、とても高名な棟梁が、建前の前日になって「玄関の柱を短く刻んでしまってどうしても直せない」という自分のミスに気づき、自分の未熟さから死のうとします。
棟梁の奥さんが「自分が代わりに死んでもいい」とまで思い、棟梁に酒を飲ませて寝かしつけた後、寝ないで考えたのが3つの枡(1升枡・5合枡、1合枡)を使って補修する方法「枡組」を考えます。
翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡で柱の足りない分を補い、事なきを得ます。
しかし、「妻がいつこの事を口外するか分からない」という疑心暗鬼に駆られます。「ばれたくない」という小さな見栄と意地、自分の恥が表沙汰になるのを恐れた棟梁は、奥さんを殺してしまいます。
その後正気に戻った棟梁は自分の犯した罪を悔やみ、未来永劫弔うと誓い「女の7つ道具(口紅・鏡・櫛・かんざし・おしろい・こうがい・かつら)」を棟の上に飾って供養しました。これが上棟式の始まりです。
「本音」は妻の真心、「建前」にこだわり、大切な妻を殺してしまった棟梁のつまらない見栄や意地...これが、「本音と建前」の由来と言われています。

建築由来の言葉「大廈(たいか)の材は一丘(いっきゅう)の木にあらず」

  • 投稿日:2018年 12月 8日
  • テーマ:住まい

大きな建築物を作るには一つの丘の材木だけでは足りない。
大事業は必ず大勢の力が必要で、決して一人の力ではできないということ。


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