吾が妻恋し
- 投稿日:2022年 1月31日
- テーマ:理念
本日1月31日は数字のごろ合わせから「愛妻の日」になります。
私は日本愛妻家協会の調査員ですので、本日はその調査で忙しい一日になりそうです。
さて日本愛妻家協会では、名誉会長を日本武尊(ヤマトタケルノミコト)としており、
それには立派な理由があるのです。
日本武尊は、世界で初めて愛妻家宣言をした人物になるからです。
そこで日本武尊について少し紹介したいと思います。
日本書記によると1900年前に、日本武尊は、
弟橘姫(オトタチバナヒメ)という奥様の死を嘆いて、
3回も叫ばれたといいます。
その妻を思って叫んだ言葉は、「あずまはや」ですが、
その意味は「わがつまや・・・」という言葉そのものです。
吾妻郡=わが妻や
嬬恋=妻を恋する
現在の群馬県吾妻郡嬬恋(つまごい)村という名前の由来は、
ここからきているものです。もちろん吾妻郡(あがつまぐん)も、
このエピソードからきているものです。
これにより群馬県吾妻郡嬬恋村は、「愛妻家の聖地」と呼ばれ
愛妻家も、そうでもない人も訪れるメッカとなっております。
恥ずかしがり屋の世の男性陣、今日こそは妻に日頃の感謝を
してみませんか? おのおのがた、いざ出陣!
(戦に挑む気分かもしれませんね)
日本愛妻家協会 調査員 石川シュウジ
二所ノ関と錦木
- 投稿日:2022年 1月30日
- テーマ:理念
大相撲初場所は関脇 御嶽海が3回目の優勝を果たし、
大関昇進を決めました。おめでとうございます。
更に上を目指して頑張って欲しいものです。
さて郷土力士の成績ですが、盛岡市出身で東十両2枚目の
「錦木」は9勝6敗と勝ち越し、3月場所は幕内へ上がること間違いありません。
番付けの発表が楽しみですね。
ところで「錦木」というしこ名は北上と深いご縁があるのです。
大相撲に二所ノ関部屋がありますが、これも北上市と深いご縁があります。
このことについてお知らせいたします。
二所ノ関部屋の初代に当たるのが、北上市黒岩(奥州和賀郡)出身の
小田島音蔵・初代錦木塚右衛門(1760~1823)です。
盛岡藩お抱えで、文化元年(1804)に江戸相撲の最高位の大関に
就きます。(現在の横綱が最高位になったのは1890年以降になります)
引退後、初代二所ノ関軍右衛門を名乗り多くの弟子を育成しました。
彼の出身地奥州和賀郡は仙台藩と南部藩の藩境にあり、鬼柳関所と
相去御番所があるために二所ノ関と名付けたという俗説があります。
丁度弊社のある場所鬼柳町(南部藩)から、数百メートル南下すると
相去町(仙台藩)との藩境塚があります。この塚を身近に感じて
いるおで、私はこの俗説になぜかしらロマンを感じております。
「コンパスウォーク北上鬼柳」を「コンパスウォーク二所ノ関」に変更したら・・・
番付もあったら楽しいかも・・・など
「錦木」の化粧まわしには、朱地の毛織物に盛岡藩のお抱えを示す
違い菱の印紋があしらわれており、お洒落です。
地元の歴史を学びながら、妄想を楽しむ日曜日です。
石川シュウジ
室温と体感温度の違い
- 投稿日:2022年 1月29日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / 理念
今日は室温と体感温度の違い、輻射熱の影響について説明したいと思います。
人が暑いと感じたり、涼しいと感じたりするのは室温のみに原因があると誤解されがちです。
しかし室温=体感温度ではないのです。体感温度は、室温だけではなく身の回りの物体から放出される輻射熱(赤外線)によっても大きく変化するものです。
例えば、断熱材の効いていない部屋で真冬にストーブを炊くとストーブに向いている顔やお腹側が暑いのですが背中側や足元が寒く感じます。これは背中側の壁と床の輻射熱で体感温度が下がるためです。
上の画像のように同じ室温20℃であっても
床・壁・天井面の温度(表面温度)の違いで
これは、簡易的な体感温度の計算式ですが
この計算式にしたがうと、体感温度を上げためには室温だけでなく、
床・壁・天井面の表面温度を上げることが重要になります。
一番分かりやすいのは、電気カーペットで床を暖めると
床からのヒエヒエ感が無くなることを、誰もが一度は経験していると思います。
しかしながら床・壁・天井面の表面温度を上げるには、
住宅の「断熱性能」を上げることが何よりも重要なのです。
石川シュウジ