紳士・淑女として接する

夏休みですね!この週末はどこに行っても家族連れの姿が多く、
ほほえましく眺めておりました。駄々をこねる子どもがいて、
我が家の息子たちの昔を思い出しております。
子どもは、子ども扱いすると子どもを演じます。
大人扱いすると大人を演じます。
幼稚園児が年少から年長に上がり、
先生から「今日からは、お兄ちゃん、お姉ちゃんとして行動しましょう!」
と言われると、これまでと違った態度をとるようになります。
実は私たちデイサービスでも、同じような様子が見られます。
ついつい利用者様を、お年寄り扱いしてしまうことがあります。
しかし何歳になっても他人から、
「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれたくないものです。
孫からは嬉しいでしょうが、私は嫌です!
コンパスウォーク北上鬼柳を利用される方は皆さま、紳士・淑女なのです。
もちろん私たち自身も紳士・淑女としての振舞いが求められます。
高齢者に対して配慮することはあっても、お年寄り扱いすることはあってはならないのです。
人生の先輩を介護するのではなく、敬って護る「敬護」。
この理念の実現は、紳士・淑女の集まりだからこそできる
ものなのです。
レディース&ジェントルマン!
今日も、オシャレに生きましょうね!
石川シュウジ
気づく感性
- 投稿日:2022年 7月29日
- テーマ:その他

お客様の"心の声"に気づく感性は、日頃から繰り返し繰り返し
耕していないと、すぐに固くなってしまうものなのです。
減反政策で1~2年耕すことをやめた農地が死んでしまうことに似ていますよね。
さて「感動的な出来事にはめったに出会わないよ!」という方がいます。
実際にそうでしょうか?
実は感動とは日常的に私たちの身の回りに満ち溢れているものなのです。
要はそれに気づく"感性"が錆びついているかどうかなのです。
朝目覚める、「一日一生、今日も新しい一日が始まる。
生命を与えられてよかった。私には今日も働く職場がある。
おはようと挨拶を交わす仲間がいる。待っているお客様がいる。
そして家族がいる。私は一人ではない。」
いずれも本当は感動的なことなのです。
要はそれを当たり前の風景にしてしまう"感性"が問題なのです。
コンパスウォークの利用者の口ぐせがあります。
スタッフが少し声を掛けたり、お手伝いをすると
「ありがとう!」と口に出してくださいます。
この世の中には、なに一つ当たり前のことなどなく、
全てが"有難い"と思っている人生の先輩方。
今日も、先輩に学びながら感性を耕しましょう!
石川シュウジ
サービスは掛け算

お客様への真のサービスとは、【掛け算】」だと言われます。
例えばデイサービスの場合、
真のサービス = デイの雰囲気×スタッフの笑顔×入浴×機能訓練×食事×クリンネス・・・
などといったように、それぞれの要素が【掛け合わさっている】ということです。
ここでのポイントは、「足し算」ではなく【掛け算】だということです。
「足し算」なら、どれか一つ、二つかけていても、他の要素が頑張れば、
トータル(答え)として平均点以上とれれば、何とかカバーできます。
しかしながら、【掛け算】の場合、どれか一つの要素でも「0点」になると、
トータル(答え)はゼロになってしまうということです。
皆さんには、飲食店で「この店、味はとっても良いのに、
従業員の接客や店の雰囲気が悪すぎてガッカリ・・」
といった経験はありませんか?
勘違いしないで欲しいのは、失敗は0点にはならないことです。
やる気のない態度や、手を抜いたサービスだったり、
あたり前の事をサボったりしたら0点になるのです。
ややもすると接客に注意が集中しがちですが、
クリンネスにその店舗の姿勢が表れると私は考えています。
石川シュウジ