卒業式
- 投稿日:2022年 6月30日
- テーマ:

↑ 出張の出張の為、ZOOMで式に参加の私(左上画面)
本日6月30日、コンパスウォーク北上鬼柳を卒業される利用者様がいます。
昨年オープンした際の第1号の利用者様になります。
とても感慨深いものですね。
この利用者様は、機能訓練を真面目に続けたことで、
介護度が要介護から要支援に変更になりました。
機能訓練に特化したデイサービスなので、
卒業は嬉しいことなのですが、
思い出が沢山あり会えなくなるのは辛くなります。
この「超おせっかい通信」を毎回楽しみにしている方で、
ときには感想も伝えてくれので、私の励みともなっています。
本来スタッフの朝礼の代わりに書き始めた通信ですが、
次第にこの利用者様の顔を思い浮かべながら書くことが日課となっていきました。
オープンから丁度11カ月が経ちました。
オープニングから今日までの変遷を全て知っている
利用者様とのお別れは寂しいものです。
しかしながらこのご縁は一生続くものですので、
卒業されてもこの通信は毎週お届けすることを約束しました。
人生の先輩方を元気にしたいと始まったデイですが、
逆に毎日沢山の気づきと元気を頂いているのは、
私たちになります。
デイサービスを始めて良かったと思う一日となりました。
石川シュウジ
愛とは、互いに見つめ合うことではない
- 投稿日:2022年 6月29日
- テーマ:その他

コンパスウォーク北上鬼柳店をオープンさせたのが昨年2021年の8月1日です。
明日で11カ月が過ぎようとしております。
振り返る間もなく今日まで来ておりますが、
あっという間であったような気がしています。
まるで他人事のようですが、自分で判断しているというより、
何かに突き動かされているといった感じの方が近いですね!
管理者の利佳子さんとは、夫婦というよりは同志といった方が近い関係です。
さて一般的に愛するということは、愛し合う二人がお互いをよく知り、
見つめあうことですよね。外見が好みだったり、性格の良さ、
趣味やセンスが気に入ったりして恋が始まり、
お互いをよく知ることで愛が深まっていくものです。
しかし、サン・テグジュペリは、その根本をくつがえし、
「愛とは、互いに見つめ合うことではなく、
いっしょに同じ方向をみつめることである」としています。
共に人生を歩む伴侶として認め合い、同じ方向を見つめて歩き出す、
これがこの一年掛けて分かってきたような気がします。
仕事の悩み、親や子どもの悩み、様々な悩みがあります。
その問題の根本は、夫婦関係に全て集約されているように思えるようになってきました。
仕事も、理念に向かって皆の心を揃えることが
最も大切なことなのです。
石川シュウジ
夢と志の違い
- 投稿日:2022年 6月28日
- テーマ:理念

私のライフワークの一つに立志教育の普及があります。
小中学校に行き「志」の大切さを伝える運動です。
ところで「夢」と「志」の違いがわかりますか?
似ているようですが、歴然とした違いがあります。
「夢・目標」は自分の中から湧き出る「したいもの」。
「志・使命感」は時代や社会の希望や要請に応えて「やるべきもの」。
つまり、夢は自分のことですので、いつでも諦めることができます。
人の夢と書いて、儚いと読みます。
しかし志は社会のお困りごとに応えるものですから、諦める訳にはいかないのです。
松下幸之助さんは、次の様に語っています。
「志とは自分が見届けることが出来ない事に本気になれるもの」
志は、自分が生きているうちに叶わないこともあるのです。
それを承知で本気になれる人がいると、必ずそのタスキを
繋いでくれる人が表れるのです。
志を掲げると、周囲の人も応援したくなるものです。
石川シュウジ