養老の滝伝説(岐阜県養老町)
山奥に病気で寝たきりの父親と、幼い息子が二人で住んでいた。息子は毎日山で薪を拾っては、町へ売りに行ったり、谷で魚を捕ったりして暮らしていた。
ある日、息子が薪拾いに夢中になってしまい、山の中で野宿し、一夜明けるとどこからか甘い良い香りがしてくる。匂いの元を探して歩いていると、霧で足下が見えなかったので、深い谷底に落ちてしまった。そこには大きな滝壺があって、甘い匂いはその滝の匂いだった。
息子は水を手ですくって一口飲んでみると、体中が熱くなって元気が出てくるような気がした。これは父親の病気にも効くかもしれないと思い、滝の水を持っていた瓢箪に入れて持ち帰って父親に飲ませた。
すると父親は、これは酒じゃと言う。不思議なことに次の日から父親の病気がよくなり、何ヶ月かするとすっかり元気になった。この噂は国中に広まり、感心な息子が年老いた父親を養ったことから、養老の滝と言われて長く語りつがれた。
この話を聞いた元正天皇は「日頃から父を大切にしていた男のために、神様が美酒を授けてくださったのだろう」と感動されました。
養老町マスコットキャラクター「スマイルげんちゃん」
この「養老の滝」の伝説にヒントを得て、9月15日を「としよりの日」とし、その後国民の祝日「敬老の日」制定に
つながったのです。今年は9月18日が「敬老の日」です。
人生の先輩を敬うという気持ちは、古くから大切にされてきたのです。
今日は、ご長寿を祝い乾杯しましょう!
リハビリ機器の使い方(動画)
- 投稿日:2023年 4月17日
- テーマ:介護
4月17日(月)と18日(火)は、コンパスウォーク北上鬼柳の内覧会を開催します。
ご利用者様がいる中での開催ですので、ご来場の皆様に、施設内のリハビリ機器を
説明するお時間がないと考えます。
そこで使い方の動画をYouTubeにアップしておりますので、
後ほどゆっくりとご覧になってくださいね。
石川シュウジ
「医療用メドマー」の使い方
「ルームマーチ上肢編」の使い方
「ルームマーチ(下肢編)」の使い方
「リカンベントバイク」の使い方
やる気は"スイッチ"ではなく"エンジン"だった

すぐに行動に移すためにはどうすればよいか?
明治大学教授の堀田秀吾さんは「最初の5秒動くだけでいい。
やる気は"スイッチ"ではなく"エンジン"だ」といいます。
実際、「やる気」は、自分から動き出さなければ芽生えませが、
「自ら動き出す」これが厄介です。
やる気が起こらない理由は、とてもシンプル。
「やらないから動けない」のです。
最初の「5秒」やるだけで、すべてが変わるのです。
簡単に脳のやる気モードをオンにしてくれる"スイッチ"なんてないのです。
やる気は"スイッチ"ではなく"エンジン"。そう考えてください。
スイッチを入れるようにパッと始動するのではなく、
無理矢理体を動かして、ようやくやる気が発動します。
ソファーで寝っ転がっていたら、「よし!」と奮い立たせて「5秒」だけ行動してみる。
この動き出しが、やる気エンジンを始動させるポイントです。
しかし、たった「5秒」ですら体が言うことを聞かない、
面倒くさいという人もいるはずです。
やる気というのは、私たちが考えている以上に、とても厄介なのです。
この「5秒」を我慢して、やることに向き合い、行動を起こすと、
脳のやる気のエンジンが動き出します。
脳科学者や心理学者の間では、体の動きを感じて意識が働き出すという考えが、
今では常識になっています。
たとえばジョギングを始めるとき、「走り出そうという意識」より先に、
「体が動き始めている」のです。
脳は、頭がい骨という真っ暗な密室に閉じ込められていて、
体の器官から送ってくる情報を頼りに自分の状況を判断します。
つまり、体が先、思考が後ということです。
もうすぐ4月。身体を動かしてみませんか?
石川シュウジ