ヒートショック対策(その1)


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北上地方はしんしん雪が降っていますね!このままだと積りそうです。
12月から3月までがヒートショック事故死の多い時期ですので、十二分に気をつけて欲しいと願っております。
室内の温度差が一番の原因であることは既にお伝えいたしましたが、
それではどうやってこの温度差を埋めていくのでしょうか?
断熱改修工事をして家ごとすっぽりと暖かくする方法が根本的解決策として一番なのですが
お金と工期がかかり、3月末までには終われそうもありません。
そこで今できることをお知らせいたします。
壁付けの電気暖房機を脱字所やトイレに設置することです。
床に置くタイプの電気ストーブという方法もありますが
置く場所にも困りますし、万が一タオル等の可燃するものに着火すると火事を起こす危険性があります。
今日お勧めするのは、コロナの壁掛型遠赤外線暖房機「ウォールヒート」です。
単層100Vで壁掛けですので工事も簡単。
人感センサー付きですので、人を感知して自動的に運転を開始します。
人がいなくなると自動で運転をOFFにします。
また切り忘れ防止タイマーもあり設定により0.5時間から3時間で自動停止します。
物【定価で68,000円(税別)】と工事費、ランニングコストの電気代が掛かりますが、
一番簡単で安全な方法としておススメいたします。
次は建物の断熱改修についてお伝えいたします。

農民兵士の声がきこえる

  • 投稿日:2017年 2月 9日
  • テーマ:その他

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北上西ロータリークラブの例会で、北上平和記念展示館の元館長・高橋源英さんの講演を聞いてきました。
北上平和記念展示館には戦時中、藤根地区で長く教師を務めた故高橋峯次郎さんに戦地の教え子から寄せられた軍事郵便や銃、衣服、教科書など戦時資料約400点が展示されています。
中でも高橋峯次郎さんは戦時中(日中、太平洋戦争)、戦地の教え子たちを励ますため故郷通信「眞友」を送り続け、 その返信として高橋さんに届いた軍事郵便は7,000通にも上っています。
この軍事郵便(手紙やはがき)には田畑の作柄を心配する気持ち、戦況や友の戦死報告、特攻隊員として出撃を待つ気持ちなど内容はさまざま書かれております。
なぜ岩手の一農村、一教師のもとに農民兵士からこれだけたくさんの軍事郵便が届いたのか。
若き農民兵士が厳しい戦地で過ごした青春時代、彼らの生の声を源英先生が私たちに語りかけます。
源英先生(元小学校校長)は私のご近所(長沼)に住んでおり、本日も元気に講演をされましたが齢80歳。
戦後72年を経て戦中、戦後のお話をする方が徐々に減っており、いつまでもお元気で語り部として活躍して欲しいと願いながらの聴講でした。
改めて平和の尊さと、国の礎となった農民兵士の思いに触れる機会となりました。



なぜ断熱材が効かないのか?(その5)


ヒートショックの予防対策

ヒートショックは"急激な温度変化"が原因です。

この温度差をできるだけ作らないようにすることが最も手っ取り早い対策になります。

【脱衣所編】ヒートショック対策

居間など暖房を使う部屋と脱衣所がつながっている場合は、ドアを開けて脱衣所の温度を上げておきましょう。

脱衣所が独立している場合は、脱衣所用にヒーターやストーブを設置しましょう。

"ヒートショックの危険性"を考えれば数万円のヒーター代や電気料金は払う価値があります。

【浴室編】ヒートショック対策

浴室を暖めるには浴室暖房が1番ですが、導入のコストが高価なことがデメリットです。

おすすめなのが"湯船をシャワーで溜める"方法。

なるべく高い位置から浴槽へ向けてシャワーから注ぎ続けることで、蛇口から溜めるよりも浴室内の温度を上げることができます。

脱衣所でストーブなどを使っている場合は入浴前に浴室の扉を開けておくのも有効です。

【入浴編】ヒートショック対策

体が冷えた状態から急激に熱いお湯に浸かることがヒートショックにつながります。

体がびっくりしない温度のシャワーを手足からかけ、お湯に体を慣れさせてから湯船に入りましょう。

湯船に浸かる際のポイント

  • お湯の温度は38℃~41℃以内に設定(42℃以上の熱いお湯は避ける)
  • できるだけ半身浴で浸かる(首まで浸からない)
  • 浴槽から出る際は急に立ち上がらない(立ちくらみ防止)

これらが大事なポイントです。

それからヒートショックの危険がある高齢の方は、なるべく一番風呂を避けましょう。

お湯を沸かして2番目以降に入ればそれだけお風呂場も暖かくなっています。

【食事編】ヒートショック対策

食後やお酒を飲んだ後は血圧が変化しやすくなります。

食後・飲酒後すぐの入浴は絶対に避け、最低でも1時間以上は時間をあけましょう。

また、入浴前と後は必ずコップ一杯のお水を飲むようにしてドロドロ血になることを予防します

最後に

自分たちだけでなく、両親や祖父母が高齢の方はいっそうの配慮が必要です。

家族でヒートショック対策を意識したお風呂環境作りを徹底すれば難しいことではありません。

そこまでお金をかけずともちょっとした注意で防ぐことは可能です。

少しでもヒートショックの危険を少なくできるようご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?



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