マラソンの父 金栗四三選手
- 投稿日:2017年 10月16日
- テーマ:その他
しばらく「陸王」「ハリマヤ」の流れで書いています。
オリンピックの男子マラソンでもっとも遅かった公式記録を知っていますか?
なんと54年8ヶ月6日5時間32分20秒3!
マラソンの父いわれる金栗四三選手の記録です。ビックリしますね!
ストックホルムオリンピックでは、レース途中で日射病により意識を失って倒れたところを通りかかった人が発見し、近くの農家で介抱された。金栗が目を覚ましたのは既に競技が終わった翌日の朝であった。このため金栗はレースを諦めざるを得ず、そのまま帰国しました。
金栗さんの棄権の意思がオリンピック委員会に伝わっておらず、
「競技中に失踪し行方不明」として扱われていたそうです。
そして、そのことにオリンピック委員会が気がついて、
ストックホルムオリンピック55周年記念式典に
金栗選手が招待され、1967年3月21日にゴールテープを切ったそうです。