日本の国鳥はキジ

  • 投稿日:2017年 9月12日
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岩手の県の鳥はキジです。
北上市内でもいたるところでキジを見かけるので納得できます。
日本国の国鳥もキジです。
それではなぜキジなのでしょうか?
キジを国鳥と決めたのは日本鳥学会で、1947年3月のことです。
47年の同学会の学会誌「鳥」には、ほかにヤマドリ、ウグイス、ハトなどの候補があったが大多数がキジを支持して決まったと簡単な報告があるだけです。(詳しくは分かりません)


当時、山階鳥類研究所員で東京薬学専門学校講師だった高島春雄さんが、
日本野鳥の会の会誌「野鳥」の13巻1号(48年)に「国鳥キジ」として議論の一端を紹介しています。

それによると、キジを推薦した人は
〈1〉終戦後の日本には520種の野鳥がいるが、日本固有の種はキジとヤマドリだけ
〈2〉キジは渡り鳥でなく、本州、四国、九州で一年中姿を見ることができる
〈3〉雄は姿が優美で、羽も美しい
〈4〉大きく、肉の味がよく、狩猟の対象に良い
〈5〉
古事記日本書紀に「キギシ」の名で記載があるほか、桃太郎にも登場し、子供にもなじみがある
〈6〉雄の飛ぶ姿は力強く男性的。雌は山火事の火が巣に迫っても巣から去ろうとせず、卵やひなを守り、母性愛の象徴のように言われる
と六つの理由をあげています。
ハトは平和の象徴として、ヒバリが声が良いことから推薦があったそうです。
ヤマドリを支持した高島さんは、多数決でキジになった第一の理由を「日本固有の鳥だから」と説明しています。

ところでトキを国鳥と勘違いしている人が多くいます。
それは学名をNipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)と言うからです。
その続きはまた・・・

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