祖母の思い出
- 投稿日:2017年 12月 1日
- テーマ:その他
12月1日は祖母の命日。今年で33回忌を迎える。
祖母と言えば信心深い人だったことを思いだす。
私たち兄弟が幼かったころ、毎日仏壇に手を合わせることを日課としたものである。
しかしそのお陰もあり私たち兄弟は「正信偈」や「仏説阿弥陀経」を唱えることができる。
門前の小僧習わぬお経を唱えるの言われ通りである。
我が家の本山は浄土真宗本願寺派(西本願寺)であり、そこに祖母の遺骨を分骨している。
正しくは大谷本廟という納骨堂に納めている。
亡くなった父も母も一緒に分骨しているので、京都に行く際は必ずお参りしてくることが恒例となっている。
仕事やプライベートの旅行でも京都に行く意味を自分の中で持っていることは有難いですね!
私も長男を連れて行ったこともあり、私や家族が亡くなったら分骨することも伝えてあります。
開祖親鸞聖人は、人生には「これ一つ果たさねばならない」という大事な目的があると言います。
それは現在、生きている今完成できる。だから早く完成しなさいよ、と教えられました。
この親鸞聖人の教えを「平生業成(へいせいごうじょ)」の教えというのです。
つまり私たちは人生に意味を問うのではなく、人生から問われているのです。