明日ありと思う心の仇桜

  • 投稿日:2017年 12月 4日
  • テーマ:その他


我が家の菩提寺・玄賀山光林寺は浄土真宗本願寺派。
浄土真宗の開祖、親鸞聖人がまだ幼かったころ、その幼名・若松麿を捨て9歳で得度したときに詠んだ歌がある。
幼くして父母を亡くした若松麿が出家を願い出て剃髪しようとした時、いたいけな姿を見守る周囲の一人が「時間も遅いし明日にしてはどうか」という言葉に対する返答だった。
「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
 明日もまだ咲いていると思っている桜も、夜中に嵐が来て散ってしまうかもしれない。
「人の心はいつ変わるとも知れず、せっかくの決意も一夜で霧消してしまうかもしれません。どうぞ情けはお捨てになって、髪を剃ってください」

9歳とは思えない覚悟である。

さて東日本大震災から6年と9カ月になろうとしている。

喉元過ぎれば熱さどころか、飲み込んだことも忘れてしまう私。

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