父の遺産を感じる雪

  • 投稿日:2022年 1月17日
  • テーマ:


270318165_631151164759549_2933358842983204256_n.jpg

昨日、かつて自宅があったお隣さんから電話がありました。
「石川さん、雪が家の周り積り大変なことになっていますよ!」と
注意を促す有り難いものでした。
この家は店舗兼住宅で昨年夏までは貸しておりましたが、今は空き家になっております。
今の自宅と近いのですが、会社までの通勤路とは反対方向にあり、なかなか目が届かなくなっています。

 行ってみてビックリ!店舗や倉庫のシャッターの前に雪が1.3m位積り、
雪に押されたわんでいます。倉庫の軒は雪の重みで折れそうになっています。
人が住まなくなると、家が傷むのは自然の猛威に対し何の対処もしないことが一番の原因なのです。

 社員を連れて約一日中除雪をしますが、助かったことが2つありました。

①藤根商店会には、父が消防団部長だった今から40年程前、火災を想定して掘った井戸があります。かつて大火があったことが理由です。その井戸にポンプを設置しており、側溝にくみ上げ水を流すことで排雪溝として現在も利用しています。この排雪溝があることで、どんなに地域の皆様のお役にたってきたことかを今回改めて痛感したものです。

②たまたま私の前をローダーが通ります。見ると近所のクリーニング店のおじさんです。私は手を上げ除雪を依頼すると、頷いていとも簡単に雪を積み上げていきます。なんと有難いことでしょう。この方は父と一緒に商店会や消防団も一緒に活動しておりました。

 今更ですが、父と母が培ってきた地域とのつながりが

あるからこそ今があるのです。

 雪は大変ですが、除雪しながら歴史の重みを感じています。

       石川シュウジ


採用情報

絆すてーしょんお役立ち情報

  • 日本で唯一のコト設計士 住宅という「モノ」を売るのではなく、暮らしという「コト」を設計します。 詳しくはこちら
  • 家族みんなが健康で快適に暮らせる家 人生100年時代、年を取るのが楽しくなる家に暮らしませんか? 詳しくはこちら
  • 最新チラシ情報
  • よくある質問
  • リフォームの流れ
採用情報