笑顔の「あいうえお」
- 投稿日:2022年 1月27日
- テーマ:理念
「笑う門には福来る」
朗らかに過ごせば幸せがやって来るということわざだが、
実際、笑いが免疫力を高める効果が様々な研究から明らかになっています。
例えば、65歳以上で認知機能が低下する危険性は、
ほとんど笑う機会がない人の方がほぼ毎日笑う人に比べ2.15倍も高いこと。
落語や漫才を4回鑑賞したがん患者30人と、しなかった30人を比較したところ、
鑑賞した群はがんを攻撃する免疫細胞「NK細胞」が増える傾向にあり、
中には1.3倍増えた人もいた。だが、鑑賞しなかった群に変化はなかったという。
このコロナ禍だからこそ、「ワッハハ!」と過ごしたいものです。
それでは笑いを日常生活に取り込むにはどうしたらいいか。
「日本笑い学会」副会長で医師の昇幹夫さんは、
好きなことをやれば笑顔になれると話しています。
日ごろの心得としては「あいうえお」を挙げています。
「あ」は会いたい人に会う、
「い」は行きたい場所へ行く、
「う」は歌いたい歌を歌う、
「え」は遠慮はしない、
「お」はおいしいものを食べる。
他人の目を気にせず、やりたいことをせよと昇先生は教えています。
改めてコロナ禍での私たちの仕事の意義は大きいですね!
利用者様から、「コンパスには会いたい人がいるの。
そこでは遠慮しないで好きなことができるのよ!」
「コンパスでは、身も心もリラックスできるの!」
そう言っていただくだけの場を目指して今日も
各自心と技、そして「お笑い」の腕も磨きましょう!
石川シュウジ