桜の思い出「北上市合併前夜祭」②
- 投稿日:2022年 4月20日
- テーマ:その他
↑ 私と思川
1991年3月31日、3市町村合併前夜祭が
市内の7つの青年団体から結成された実行員会により実行されました。
その祭りの事後イベントとして、和賀川堤防沿いに桜の苗木を植える企画がありました。
今から30年以上も前から、北上市展勝地の桜並木は老木が多く、
これから先を考えると新しい桜並木が必要になるという発想から生まれたものです。
当時、「思川(おもいがわ)」という新しい品種の桜を選定し、苗木を購入。
しかし余りにも細い苗木なので、農協青年部のメンバーの休耕田をお借りし、そこで5年程育成しました。
かなり大きくなった苗木を北上市に寄贈し、和賀川堤防沿いに移植したものです。
この植樹する際には、多くの北上市民の手をお借りしなければならず実行委員会は思案します。
そんな中、植えた桜を自分の記念樹として育て慈しんでもらえるようにネームプレートを
準備してはどうかという案が採用されました。
当日は思い思いの自作したネームプレートを、
自分が植えた桜に掛けてやります。
現在そのネームプレートも朽ち果てて形もありませんが、
息子たちと植えた桜の場所は覚えておりますので、
毎年花見に行っております。
展勝地の老木の桜も味わいがありますが、少し赤みの強い
「思川」の桜も、趣があります。
是非とも、和賀川グリーンパーク
テニスコート付近の堤防に行ってみてください。
石川シュウジ