与生を生きる
「与生」という言葉があることを昨日友人のフェイスブックで知りました。
調べてみたら、造語のようですね。
もちろん、「余生」とは全く違う意味で、
与えられた生命(いのち)という意味で使うようです。
私たちは、自分ひとりの力で生きているのではなくて、
両親から生を受け、多くの人たちの愛情と善意によって
「生かされている存在」なのだということです。
「与生を生きる」とは、そのことに感謝して、
今を生きるということです。
感謝をして生きる上で最も大切なことは、
今までは周囲から「与えられて生きてきた」のだから、
これからは「与えて生きていこう」という考え方です。
「与生」とは、与えられた生命であるということに
感謝して生きるだけではなく、与えることに喜びを
見出していこうとする考え方です。
とても素敵な考え方ですね!
つまり「与生」という考え方には、
「与えられたことへの感謝」と
「与えることで得る喜び」の両面があるのです。
人生100年時代、第2の人生、
その次の第3の人生を「余った生」ではなく「与えられた生」と捉えることで、
PPK(ピンピンキラリ)と輝くことができるのです。
自分のために頑張るよりも、人の喜ぶ顔を見るために頑張る方が
不思議にも力が出るものですね。
石川シュウジ