PPK(ピンピン・キラリ)
私も歳を重ねてくると、人生の終り方としてピンピンコロリが
一番理想的だと思うようになってきました。
このピンピンコロリですが、頭文字をとってPPKと略されることもあります。
WHOの世界長寿ランキングで、日本は2位にランクインしている"長寿大国"です。
実はその実態は、年間200万人超がベッドの上での生活を余儀なくされていますので、
これでは"長寿大国"ではなく"寝たきり大国"といった方が実態を表しています。
これをNNK(ネンネンコロリ)と呼んでいるようですが、
寝たきりで長生きしておなくなりになる意味のようです。
逆にこれからはあの世からのお迎えが、なかなか来ない時代になっていくようです。
誰もが寝たきりで長生きしたい訳ではありません。
いつまでも健康で自分らしく生きたいと願っています。
そこでできた言葉が、PPK(ピンピンキラリ)です。
私たちの理念は、人生の先輩たちを「介護」するのではなく、
敬って護る「敬護」です。私たちが護りたいのは、
一人ひとりの誇りある人生になります。
PPK(ピンピンキラリ)と「敬護」は、とても相性がよいのです。
「人生の先輩たちが、生きいきと輝くようにキラリとするようにどう支援していくのか?」
これは私たちが常に問われているものになります。
しかし何より大切なのは、私たちスタッフが、キラリと輝くことなのです。
笑顔で働く私たちの姿を見て、つい笑顔になる!それが一番嬉しいことなのです。
石川シュウジ