終戦の日
- 投稿日:2022年 8月15日
- テーマ:その他

我が家の菩提寺のお盆は8月10日と決まっており、
出勤前に一度お墓参りを済ませている。
慌ただしくお参りしてしまったので昨日の日曜日に、
改めてゆっくりとお参りしてきた。
我が家の墓石の隣には親戚の墓石がある。
その脇に、その親戚の戦没者2名の名前が刻まれた墓石が建っている。
一人はルソン島で、もう一人はガダルカナル島で亡くなったと刻まれている。
どちらも20代前半。
日本軍側の戦死者は、ルソン島での戦いでは約1万2000人、
ガダルカナル島での戦いでは2万4000人以上と言われている。
どちらも激戦地であり、島の名前だけは聞いたことがあるが、
実際にどんな状況であったかを私は知らないでいる。
私が小学生の頃、この戦没者の父である伯父さんが、
何度かお盆に我が家にやって来た。
戦争の話は一度も聞いたことがない。
ニコニコした好々爺としか記憶がない。
実際にどんな思いで、息子の墓参りをしていたのだろうか、今は知るすべもない。
今日8月15日は、われわれ日本人の一般常識では、先の戦争の終戦記念日。
77回目の終戦記念日を迎え、全国戦没者追悼式が挙行されたとTVで放送されている。
どうも他人事にしか聞こえてこない、平和な日本。
墓石に刻まれたの二人の名前と、2つの島の名前。
せめてどんな事があったのか、調べてみたい。合掌
石川シュウジ