日本の家紋はクールかも
- 投稿日:2022年 10月15日
- テーマ:その他
みなさんは、自分の家の家紋って知っていますか?
石川家の家紋は、丸に笹竜胆。
みなさんが目にするところでは、
鬼剣舞の胸当てにある印と一緒で、和賀氏の家紋にもなります。
さて近年めっきりと家紋をみることが少なくなりましたね。
若い人には野暮ったいイメージもあるのだと思います。
実はルイ・ヴィトンのモノグラムの柄は
日本の家紋からとったとも言われております。
ヴィトンでモノグラムの柄が使われるようになったのは1896年。
この時代、フランスでは、日本ブームが起きていたそうです。
1867年に開かれたパリ万国博覧会には徳川家とともに薩摩藩が参加。
この万博の出展品として、島津家の家紋の入った品が日本を代表して出されていました。
これを見たルイ・ヴィトンの関係者が、この家紋から触発されて
モノグラムのデザインを考案したという噂です。
(これに関しては諸説あり、多少なりとも影響を与えたと思うことで身近に感じるものです。)
このように家紋とは、その家のルーツを印すものでありますので
世界ではクール(恰好よいもの)なのです。
日本では新しいものが好まれる傾向にありますが、
世界では古い物、歴史あるものに価値を置くようです。
一度家紋を見直してみることにしませんか?
石川シウュジ