会うことの多様性

  • 投稿日:2022年 11月26日
  • テーマ:その他


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岩手日報で毎月発行している「日報総研」というタブロイド紙がある。
11月25日発行の背表紙に、精神科医の斎藤環さんが
「会うことの多様性」と題しコラムを載せている。

 斎藤環さんは、北上市和賀町岩崎出身。私は和賀東中学校での同級生で、
地元で同級会を企画すると多忙の中環さんも参加してくれることもある。
昨年は還暦祝いを企画したが、コロナ禍で神事のみの開催となったために、
地元の同級生だけが集まる寂しいものとなり、環さんも帰省してこなかった。

 さてコロナ禍で、「オンライン」や「リモート」で会話することが多くなってきている。
現在は対面も復活してきているが、一度対面でなくとも用件が足りる経験をすると、
会わなくても良いことが認識されてきている。地元の様々な会合に顔を出さない習慣が、私自身にもついてきた。

 環さんの、「会うことは常に『暴力』をはらんでいる」という内容には衝撃を覚えた。
彼のいう暴力とは、「人が人に影響を及ぼす」という意味であるが、
会うことを暴力として感じている人が一定数いることらしい。

 そう言えば私も、「まず会って話をする」傾向にある。

会った方が、依頼、信頼、決断などが格段に早くなるからだ。

しかし相手からすると、断り切れないことも多く、私自身それを

期待しているとことも大きい。

 コミュニケーションの決定権は相手にあり

 ところが、それさえも覆そうとする自分がいることを

認識させられたコラムとなった。

      石川シュウジ


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