箱根駅伝のたすき
- 投稿日:2023年 1月 2日
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私のお正月の一番楽しみは「箱根駅伝」のTV中継を見ることですね。
元旦には社会人のニューイヤー駅伝もあるのですが、
大学生が走る箱根駅伝の魅力には叶いません。
すでに国民的イベントともいえる大会になっていると言えます。
一度は間近で、頑張って走っている選手達を直接応援したいですね。
できれば箱根温泉に泊まり、「箱根駅伝ミュージアム」を見学し箱根駅伝三昧したいものです。
それでは、なぜここまで私たち日本人は箱駅伝に惹かれるのでしょうか?
明治学院大学駅伝チーム、佐藤大輔選手いわく
「駅伝、つまり長距離リレーが生まれた理由は、日本がチームワークを
極めて重要と考える国だからだと思います。
全員が協力しないと、駅伝は成立しませんから」
このことから日本では、個人の肉体的努力にチームワークと
献身を結びつけることが重視されてきました。
また、日本の指導者たちは、まさにこうした価値観を若者に学ばせ、
尊重させようとしてきたと言えます。
これは日本人が高校野球に熱狂するのと同じ理由ですね。
しかし反面、「最初で最後の箱根」というように実況アナウンサーが煽るように、
燃え尽き症候群となる学生も多く、社会人となって走るのも止めてしまうようですね。
実にもったいないことです。
私たちは、箱根駅伝と自分の人生を重ねて見ているようです。
箱根駅伝の中にも人生がありますが、社会に出てからの人生の方が
より重要であることを忘れてはなりません。
人生は、壮大なたすきリレーなのです。
石川シュウジ