なぜ断熱材が効かないのか?(その2)



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昨日、壁の中を風が走りまわることがグラスウール断熱材の効果を発揮できない原因とお伝えいたしました。
そこで壁の上下に気流止め(グラスウールを座布団にした形状にしたもの)を施工することで
風が走り抜けなくなります。グラスウールの厚みが50ミリでも100ミリでも本来あるべき性能を発揮することができます。
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気流止めはポリエチレンフィルムの袋にグラスウールを入れ圧縮した物を使います。
壁の下部(又は上部)を20cm程切ってまんべんなく施工します。
最後にカッターナイフで少しカットして空気を入れ膨らませます。
たったこれだけで本来持っている性能を復活させることができます。
もちろん予算があれば壁をはがして高性能グラスウールを充填した方が良いのですが。
この「気流止め」がないとどんなに高性能なグラスウールを使っても結局は暖かくならないのです。
新築工事でもリフォーム工事でも基本は同じです。
続く・・・



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