人生時計から住まいを考える
- 投稿日:2021年 10月 6日
- テーマ:理念
昨日の通信では、人生時計のお話をしました。その続きとなります。
この人生時計は、自分だけで回っている訳ではありません。
一番身近な親と子どもの人生時計が、大きな影響を与えています。
図1は、結婚して子どもがいる世帯のモデルケースになります。
基本は自分の人生になります。自分自身がどう生きたいのかを考えることが重要なのです。
ここですぐに子どもとか、両親のことがなどと考えるとたちまちにして混乱してしまいます。
その家に住む肝心の夫婦の人生や未来をも予測できなくなってしまうからです。
その上で、改めて自分たち「夫婦の人生時計」の周りのことを考えるのです。
まさに"自分たち優先の人生時計"の外側に自分たちの親の人生、そして子の人生が見えてくるのです
しかしながら、これは結婚すること、子どもができることを想定した過去のモデルですので、今後は独身で親の介護をしたり、自分が一人で年老いてくるケースも増えてきますね。
さてこの3つの時計には、必ず生活の基盤となる住まいが関係してきます。
同居するのが当たり前だった時代には住まいは一つでしたが、現代は住まいが3つあるのが一般的になってきました。
この3つの住まい(借家の場合もあります)をこれから
どうするのかが、大きな問題になっています。
解体するのか、借家とするのか、リフォームするのか?
自分自身がどう生きたいのかを考える際に、
避けては通れないのが、住まいになります。是非とも
目を背けないでください。問題の先送りになるだけです。
代表取締役 石川シュウジ