人間が伸びる時とは
- 投稿日:2021年 12月22日
- テーマ:理念
本日、北上市上江釣子にある横黒染工場に用があり訪問。
店舗に入り左のショーケースの内を覗くと、目に飛び込んでくるものがあります。
岩手県立黒沢尻北高等学校時代の恩師・駒井元(こまい はじめ)教士七段の
遺訓が染め抜かれた手ぬぐいです。
人間が伸びる
時と言うのは
歯を喰いしばって己の
無力に泣くときである
敗惨の中からにじみでる
闘志であり悲境のどん底から
一歩一歩はいのぼる
ひたむきな努力を重ねる
時である
故・駒井先生は、村上もとか氏の漫画「六三四の剣」のモデルになったとされる伝説の剣士です。
私の高校では体育で男子は剣道が必須で、竹刀を購入させらておりました。
体育の授業で先生との地稽古があります。怖いから頭を下げると後頭部を竹刀で叩かれます。
上を向くと手が腫れる程連続した小手が入ります。
当時は「ど素人相手に大人げない!」と思いました。
本当に強い人は、自分より下の者に対しても決して手加減はしないものです。
本日引き寄せたものは、「自分の力で這い上ってこい!」という
駒井先生からの強いメッセージでした。
恩師はいつまでも有難いものです。
代表取締役 石川シュウジ