素直な心
- 投稿日:2021年 12月23日
- テーマ:理念
松下幸之助は、「自然の理法は、いっさいのものを生成発展させる力を持っている」と考えました。
だから、素直な心になって自然の理法に従っていれば、うまくいく。
世の中は成功するようになっているのです。
ところが、私たちにはなかなかそれができない。自分の感情にとらわれる。
立場にとらわれる。地位や名誉にとらわれる。自然の理法になかなか従うことができない。
それゆえ、かえって状態を悪くする。無用な苦労をする。望むような結果が得られない。
一人ひとりのとらわれが、争いになり、つまるところは戦争にまで至るのです。
自然の理法に従うならば、もともと人間には進歩発展する本質が与えられています。
言葉を替えて言えば、平和、幸福、繁栄を実現する力が与えられているのです。
「それがうまくいかんというのは、とらわれるからや。素直でないからや。
だとすれば、素直でないといかん。素直な心こそが人間を幸せにし、
また人類に繁栄と平和と幸福をもたらすものであると、わしはそう考えたんや。」
松下幸之助
昨晩コンパスのスタッフが、ある研修で気がついたことを
互いに意見交換している場に、私が差し入れのお菓子を届けました。
(たまたま頂き物があったので、素直に使っただけですが・・・)
素直に人の意見を聞いている姿をみて、美しいと思ったものです。
代表取締役 石川シュウジ