思考に気をつけなさい
- 投稿日:2022年 7月22日
- テーマ:
マザー・テレサの言葉になります。
思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。
テレサが、もっとも大切にしていることは、
行動の引き金になる思考(考え方)になります。
最初の考え方が、間違っていれば、それが、言葉となり、
行動に移り、自分の習慣、性格、さらには、
運命までにも左右することになるのです。
この事実を、実に単純明快に説明しています。
私には、長年培ってきた思考のくせがあります。
つまり口ぐせとなって出てしまうのです。特にマイナス
言葉がでてしまいます。
そこであえてよい言葉を発し、書き出すことで私の
脳の思考回路を変えてしまうのもこの通信の目的です。
いまだにくせは残りますが、それでも意識することが
人生を生きる上で大切なことなのです。
石川シュウジ
マザーテレサが来日して日本人に残した言葉
- 投稿日:2022年 7月21日
- テーマ:その他
マザー・テレサが1984年に来日された際に、上智大学の講堂で講演されたことがありました。
その中で日本印象を次の様にお話されています。
「日本では路上で行き倒れて死んでいく人、膿にまみれてハエにたかられている人はいません。
しかし、日本を歩きながら大変なショックを受けました。
街はきれいだしとても賑わっているのに、その街を歩く人たちの顔に笑顔がないのです。
皆さんの悲しそうな表情が心に焼きつけられました。
インドの貧しい人たちは体は病んで苦しんでいますが、
日本人は心の中にぽっかり穴があいているのではないでしょうか。
貧しい人たちの体をケアする必要があるように、
寂しい思いをしている日本の人たちには、
ちょっとした言葉をかけてあげてください、
温かい笑顔を見せてあげてください。
それは私がインドで貧しい人々にしているのと同じことなのです」
そしてこのような言葉も残しています。
「アフリカの国々が滅びるとしたら貧困が原因だろうが、
日本は心が原因で滅びるでしょう。
日本人はインドのことよりも日本の国内の心の貧しい
人々への配慮を優先して考えるべきです。」
日本の「心の飢え」を見抜いたマザーの来日から、
38年の歳月が経ちました。まだ間に合うと信じ
ちょっと言葉をかけることから始めてみませんか?
石川シュウジ
ソクラテス・ミーティング
- 投稿日:2022年 7月20日
- テーマ:その他
昨日、北上市総合体育館で専大北上高校の
ソクラテス・ミーティングに講師の一人として参加。
ソクラテス・ミーティングとは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが、
たくさんの青年たちと対話を重ねたことで青年たちが多くを学び、
時代を切り拓いていった事に由来する、少人数・対話型の講話会です。
今回の目的は、高校生が持っている「なぜ学ぶのか」
「なぜ働くのか」という問いに対して、地元で働く社会人から学ぶものです。
1・2年生550人に対して講師の社会人は70名。
講師一人当たり約8名と車座になって25分間意見を交換するものです。
これを休憩をはさみながら生徒が移動して4回繰り返すものです。
私の話すことはいつも一緒。
「人生経営の社長となること」「社長の仕事は意思決定」
この2点に絞り対話していきます。
私の仕事の中身についはほとんど触れておりません。
「人はどう生きるべきなのか」ソクラテスは、倫理学の道を切り拓いた人物です。
世の中に「やり方」について教える人は数多くいると思います。
しかし「あり方」について聞く機会はそうないものです。
担当した約30名の生徒の中で、一人の女の子が私の話に
興味を持ち「面白い!」と休憩中も質問をしてきます。
たった一人でも響いてくれたことが、何よりも嬉しい
ものです。頑張れ!高校生!
石川シュウジ