与生を生きる
「与生」という言葉があることを昨日友人のフェイスブックで知りました。
調べてみたら、造語のようですね。
もちろん、「余生」とは全く違う意味で、
与えられた生命(いのち)という意味で使うようです。
私たちは、自分ひとりの力で生きているのではなくて、
両親から生を受け、多くの人たちの愛情と善意によって
「生かされている存在」なのだということです。
「与生を生きる」とは、そのことに感謝して、
今を生きるということです。
感謝をして生きる上で最も大切なことは、
今までは周囲から「与えられて生きてきた」のだから、
これからは「与えて生きていこう」という考え方です。
「与生」とは、与えられた生命であるということに
感謝して生きるだけではなく、与えることに喜びを
見出していこうとする考え方です。
とても素敵な考え方ですね!
つまり「与生」という考え方には、
「与えられたことへの感謝」と
「与えることで得る喜び」の両面があるのです。
人生100年時代、第2の人生、
その次の第3の人生を「余った生」ではなく「与えられた生」と捉えることで、
PPK(ピンピンキラリ)と輝くことができるのです。
自分のために頑張るよりも、人の喜ぶ顔を見るために頑張る方が
不思議にも力が出るものですね。
石川シュウジ
本「ファクトフルネス」に学ぶ
- 投稿日:2022年 7月12日
- テーマ:その他
チンパンジークイズ13問中、あなたは何問正解しましたか?
最後の13問目はサービス問題なので、
12問中で何問正解だったかということになります。
この13問は、世界の貧富、人口、出生、死亡、教育、保健、ジェンダー、環境など、
どれも世界を取り巻く状況の変化にまつわる質問になります。
複雑な質問や、引っ掛け問題はないのですが、
まともに正解できる人はほんどいないようです。
私たちは次のような先入観を持っていないでしょうか?
「世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず、
どんどん物騒になっている。金持ちはより一層金持ちになって、
貧困は増え続けている一方だ!」
実は、世界の大部分の人は中間所得層に属しています。
女の子も学校に行くし、子どもはワクチンを接種しています。
時を重ねるごとに少しずつ、世界は良くなっているのです。
課題は山積みですが、人類が進歩をしていることは間違いがありません。
まずは世界が私たちの想像とはまったく違っていること。
解決不可能に見えた世界の課題がすでに解決していることを知って欲しいと思います。
毎日ニュースで流れていることは、視聴率を上げるために
ドラマチックすぎる話だけを取り上げて放送しているのです。
人類にはまだまだ、無限の可能性が溢れていること、
思いこみを乗り越えて、データを基に世界を正しく見る習慣をつけることを、
本「ファクトフルネス」は教えてくれます。
世界の見方を変える、良い本だと思います。
石川シュウジ
チンパンジークイズの答え
- 投稿日:2022年 7月11日
- テーマ:その他
昨日のクイズの答えになります。
① 現在低所得国に暮らす女性の何割が、初等教育を修了するでしょう?
C. 60%
② 世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?
B. 中所得国
③ 世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
C. 半分
④ 世界の平均寿命はおよそ何歳でしょう?
C. 70歳
⑤ 15歳未満の子どもは、現在世界に約20億人います。国連の予測によると、2100年に子どもの数は約何人になるでしょう?
C. 20億人
⑥ 国連の予測によると、2100年には今より人口が40億人増えるとされています。その主な理由は何でしょう? B. 大人(15~74歳)が増えるから
⑦ 自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変わったでしょう? C. 半分以下になった
⑧ 現在、世界には約70億人います。その内訳として正しいのはどれでしょう?
C. アジア40億人、欧州10億人、アフリカ10億人、アメリカ10億人
⑨ 世界の1歳児の中で、何らかの病気に対して予防接種を受けている子どもはどのくらいいるでしょう? C. 80%
⑩ 世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?
A. 9年
⑪ 1996年には、トラ・ジャイアントパンダ・クロサイはいずれも絶滅危惧種として指定されていました。この3つのうち、当時よりも絶滅の危機にひんしている動物はいくついるでしょう? C. 0
⑫ いくらかでも電気が使える人は、世界にはどれくらいいるでしょう?
C. 80%
⑬ グローバルな気候の専門家は、これからの100年で、地球の平均気温はどうなると考えているでしょう? A. 暖かくなる
さてあなたは何問正解しましたか? 明日は少し解説いたします。
石川シュウジ