晴れの特異日
- 投稿日:2022年 10月11日
- テーマ:その他
昨日の10月10日は祝日にも関わらず、雨で寒い一日となりましたね。
余りにも寒いのでホームセンターに行き反射式ストーブを購入してきました。
私は東日本大震災の経験から、購入するなら電気がなくても使えることを
考慮して物を選ぶようにしています。
さて10月10日と言えば、1964年の東京オリンピック開会式が行われた日で、
かつては「体育の日」と呼ばれていました。
未だに私にとっては「体育の日」がしっくりします。
なぜこの日に開会式が挙行されたか?
それは10月10日が「晴れの特異日」だからというのが通説ですね。
実は1964年の東京オリンピックは雨の日が意外に多い大会でした。
10月10日から24日までの15日間の大会期間中に、
東京で0.5ミリ以上の日降水量があった日は、約半分の7日もあります(表の●印)。
開会式当日が抜けるような青空だったこと、
人気種目のマラソン競技の日は雨が降っていないことから、
晴れの大会との印象がより強く残り
「晴の特異日を選んだ大会」との神話が生まれたようです。
ところで神話といえば2019年10月22日に行われた
天皇即位の式典における奇跡。
世界でも「エンペラーウェザー=天皇晴れ」と話題になりました。
・台風がコースを変えた
・激しく降り続いていた雨が、天皇陛下が
言葉を発し始めた途端に止み晴れ渡った
・その後皇居の上に虹がかかった
・富士山からは雲がなくなり初冠雪
世の中には偶然とは思えないことも
起こりえるものですね。
石川シュウジ