「老化するお金」とは
- 投稿日:2020年 4月 7日
- テーマ:
第2次世界大戦後最大の危機とまで言われる
今回の新型コロナウィルス感染症の猛威。
各国の政府が判断を渋り大ナタを振れなかったのは、
経済活動が滞る事を恐れたからである。
つまり生命よりもお金が大事という価値判断が根底にある。
ところで命よりも大切なお金とは一体なんだろうか?
私は毎日使っているお金の本質を考えたことは無かった。
しかし、この経済危機を機に改めて考えるようになってきた。
丁度昨年からMMT(現代貨幣理論)の本を読み
フェア党の講演を聞き、関心を持つようになっていたからである。
「エンデの遺言」をユーテューブで観た。
https://www.youtube.com/watch?v=Hh3vfMXAPJQ
そこで知ったのは「老化するお金」。
ミヒャエル・エンデはこの「老化するお金」を評価していたという。
(オーストリア・ヴェルグルで実際に毎月 1% づつ価値を減じる地域通貨が使われた例がある。所有していても価値は減っていくとい う特徴をもつこの通貨は町中を循環し始め、新たな商業活動を活発にした。この通貨の 提唱者で経済学者のシルビオ・ゲゼルは、ちょうど血液が体内を循環した後老化して排泄されるように、お金も経済プロセスの終わりには消滅すべきだと考えていた。それが 老化するお金、「スタンプ通貨」である。)
・地域通貨の意義とは:
①利子を生まない→有限な自然という存在に対応する
②資本にならない→貯めこまれず循環する
③モノとして商品化できない→利潤を求めて暴走しない
④地域性→コミュニティーを育て相互扶助を促し、地域内を循環
⇒地域通貨は環境・伝統の価値を体現化できる可能性を持つ
つまり道具としてのお金を、本来の姿に戻すことで
疲弊した地域経済を生き生きとさせることができる。
是非北上市で実験的に初めてはいかがだろうか!
通過の単位は、オニーかな?!
日報の効果
とうとう新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて
「緊急事態宣言」が出されますね。
国民の命を守るためには必要なことだと考えます。
国に頼るだけではなく
自分でできることは
極力することですね!
ところで私は毎日「元風日報」を書いています。
社長としてしなければならないこと
営業としてしなければならないこと
家長としてしなければならないこと
などを書いています。
その中に、毎日誰と会ったかを
書くようにしています。
万が一新型コロナウィルスに感染した場合
履歴が残っている方が
その後の対処がしやすいからです。
是非今自分が感染しているものと考えて
記録を残すことが感染撲滅の
一助になると考えます。
春のおとずれ
土曜日の休日、あまりの陽気に誘われ
妻とサイクリングに出かけます。
桜の名所・展勝地へ行くと
桜はまだ咲いていませんが
梅が見ごろとなっておりました。
梅の香りで免疫力もアップした感じがします。
田舎の北上市では
もともと人が密接するような場所は
限られています。
まして屋外では人影もまばらです。
ステイ・ホームが合言葉になっておりますが
全国一律に委縮するのではなく
出かける場所と対策をしっかりとって
気分転換に出てみましょう!
運動は免疫力を高める効果があります。
帰宅したらもちろん
しっかりと手洗いうがいはしましたよ!