災害の教訓を活かすのは私たち
- 投稿日:2023年 4月30日
- テーマ:その他

世の中コールデンウィークに入り、全国各地の観光地は多くの人手で賑わっているようですね。
4年ぶりと言われるイベントも多く、やっと日常の生活に戻りつつあることが嬉しいですね。
本日、仙台の母に顔を出しながら、名取市の閖上地区まで足を伸ばしてみます。
東日本大震災では、大きな被害にあった場所で、これまでに何度も津波に
襲われる映像が何度も放送されています。
しかしなぜこれだけの被害となったのかが、よく分からないでいました。
今回、名取市震災復興伝承館を訪問すると、閖上の地形や発展の歴史・文化、
旧街並みの再現模型が展示されています。
名取川の河口に栄えた港町で朝市が人気だったようですね。
震災当時の写真や動画が伝承館のモニターに映し出され、
津波の破壊威力の凄さが伝わってきます。
昭和8年3月3日、昭和三陸地震で発生した津波が閖上に押し寄せました。
幸いにも人命は失われなかったものの、先人たちは後世への警告と教訓とするために石碑を建てていました。
2011年には、その教訓を活かすことができなかったようです。とても残念なことです。
今回閖上の地形を模型や映像で俯瞰すると、住宅を立てる場所ではなかったことがわかります。
私たちも、自分の会社や住まいを俯瞰して、一度確かめてみる必要性がありますね。
水は低い所に流れますので、高低差を意識することが大切になります。
石川シュウジ
昭和の日
- 投稿日:2023年 4月29日
- テーマ:その他

4月29日は、かつて昭和天皇の「天皇誕生日」として国民の祝日でした。
この名称の方がしっくりする私です。
私が卒業した和賀小学校(現在の和賀東小学校)では、
毎年春の大運動会が開催される日でした。
丁度桜が咲く中での運動会だったと記憶しています。
さて4月29日は、昭和天皇が崩御された後、
「みどりの日」と改称されました。
しかし国民有志の願いを受けて、
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来に思いをいたす」祝日として「昭和の日」へと再改称されました。
戦争終結にあたり、昭和天皇は「自分はいかになろうとも、万民の生命を助けたい」
「堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び、以て万世の為に太平を開かんと欲す」
との聖断をくだされました。これによって、わが国は秩序ある終戦を迎え、
再建に向けた足がかりをつかむことができたのです。
昭和36年生まれの私にとっての昭和は、自分の成長と国の経済成長が、
丁度右肩上がりに上がる時代でした。
国民が皆、明日へ希望を持ち元気だったと記憶しています。
私たちはここに、昭和天皇をお偲びするとともに、
激動の時代を国民あげてみごとに乗り越えた「昭和」への思いを、
次代に受け継ぐ日としたいものですね。
石川シュウジ
自分でコントロールできないことで悩む
- 投稿日:2023年 4月28日
- テーマ:その他

どうにもならないことで悩んでいる人のなんと多いことか。
仕事に対する不満、健康に関する心配、将来の漠然とした不安......
そのどれもが、自分が作り出している妄想にすぎません。
悩みの多くは人間関係になりますが、自分が考えている程に
相手は気にしていないものです。
自分自信が勝手に作りだして悩むのは不毛なことです。
どんなに思い悩んだところで、状況は何ひとつ変わりません。
相手は枕を高くして寝ているものです。
それよりも、自分で変えられることに意識を向けた方が、
目の前の幸せに気がつき、心の平穏を実現するのです。
幸せの主導権は常に自分自身にあります。
思考も行動もコントロールできるのは、自身自身だからです。
過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。
私はかつてベクトルを常に相手に向けていたものです。
相手が自分の思うように動かないとイライラする。
その相手の粗探しをして益々イライラする。
イライラの無限ルーフに勝手に一人で入っていくわけです(笑)!
逆に自分にベクトルを向けると、自分の弱いところが見えてきます。
きっとそれが怖くて相手にベクトルを向けるのだと思います。
弱い自分を認めると未来は大きく変わるものです。
石川シュウジ