台湾の教科書に載っている日本人・八田與一

  • 投稿日:2023年 4月22日
  • テーマ:その他


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親日家が多い台湾。そんな台湾で最も尊敬される日本人は「八田與一(はったよいち)」さんです。

5月8日は八田の命日に当たります。台湾の教科書に載るほど台湾の人々に尊敬され、
毎年彼の命日には台南で慰霊祭が開かれています。

昨日紹介した白駒妃登美さんの著書「日本の偉人の物語」でも紹介されていますので、
詳しくは会社の本棚にこの本がありますのでご覧ください。
日本人でも八田さんを知らない人が多いために、少しご説明します。

10年もの間の苦難の末、台南市の嘉南平野に烏山頭(うざんとう)ダムを完成させたのは、
土木技師の八田與一になります。ダム完成の1930年(昭和5年)当時、
東洋一の規模を誇るものでした。
烏山頭ダム建設による灌漑整備によりダム周辺は台湾最大の穀倉地帯になったのです。

ダム完成までの道のりは苦難の連続でした。工事開始後2年が過ぎた時、
トンネル中でガス爆発が起こり50人以上の犠牲者が出てしまいます。
八田は遺族の元を一軒一軒訪ね歩き、心からお詫びました。

詫びた上で、「このダムは台湾の人々の暮しを豊かにするものです。」
と工事の続行をお願いし続けます。

遺族は複雑な思いだったでしょうが、八田さんの真心に打たれて、
工事の続行を了承したのです。

 工事は続行したものの今度は関東大震災が起こり、工事の予算が大幅に削られます。
工事関係者の半分を解雇しなければならなくなり、八田は誰を解雇するかで悩みます。
彼の出した結論は、技術の高い人を解雇するものでした。
「技術の高い人は次の仕事が見つかる。未熟な人は路頭に迷うことになる。」
という配慮からでした。八田の人間性が伝わるエピソードですね。

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https://www.youtube.com/watch?v=qUw8yhKNiJw

 YouTubeの日台友好チャンネルに日本のある番組が

アップされていますのでご覧ください。 石川シュウジ


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