ナニダレの法則
- 投稿日:2023年 4月25日
- テーマ:その他
同じことを言うにも、誰が言うかによって周りの反応が違うということを、
皆さんも経験していると思います。
会議で、Aさんが提案すると流れたり、
Bさんが提案すると承認されこともあります。
こんなのえこひいきだと感じている方いるはずです。
大事なのは話しの中身であるはずなのですが、
私たちは「誰が」発した言葉なのかを無意識に重視し、
それによって態度を変えているようです。
それはなぜでしょうか?
それは「言葉は借りることができる」からです。実はこの通信も立派なことを書いていますが、周囲のスタッフ、お客様そして家族からみて、行動が伴っていないなあと感じていることもあるはずです。
一方で「人柄はごまかせない」と言えるでしょう。
その人から出る雰囲気、顔つき、姿勢というのは、
長年の思考や行動によって培ってきたものです。
だから言葉のように借りることはできず、ごまかせないのです。
一時的にごまかしの効く言葉と、長期にわたり培った人柄と、
どちらが信用に値するかと言えば、人柄になります。
人の思考では理屈の前に感情が先に判断基準となっているようです。
つまり、私たちは無意識に
「何(ナニ)を言うかより誰(ダレ)が言うか」を重視していると言えます。
これを「ナニダレの法則」と呼びます。
正論を振りかざしても誰もついてこないことを、
私自身沢山経験しています。
自分の言葉を信じてもらうには、日頃の言動が大事になりますね。
石川が言うなら・・・そうなりたいものです。
石川シュウジ