脳は主語を理解できない
- 投稿日:2023年 4月26日
- テーマ:その他
食べたもので身体が作られ
聞いた言葉で心が作られ
語った言葉で未来が創られる
人生100年時代を目の前にする現代、テレビをつけると
様々な健康食品が通販で売られています。
食べ物やサプリメントに気を使うことは、
健康を維持するうえで、とても大切なことです。
しかし食べ物以上に重要なのは、使っている言葉になります。
実は余り意識しないで使っていることが多いのではないでしょうか?
ついつい口ぐせになっている言葉があるものです。
私たちが日頃何気なく使っている言葉が、脳と体に大きく影響しています。
例えば、脳は主語を理解できないという性質を持っています。
主語が理解できないので、自分が発した言葉全てを
自分のこととしてとらえてしまいます。
だから、人の悪口を言うと、脳の中では自分が悪口を
言われた時と同じ状態になります。
人をけなしてばかりいる人は、
なぜか自己嫌悪に陥っていくのはそのためです。
そして、より人に対して人に対して攻撃的になります。
(自分が自分を無意識に攻撃している状態となるわけですから逃げようがありません。)
逆にこの脳の性質を使って、相手の美点をほめると、自分も気分が良くなるのです。
このように自分が発する言葉によって気分が変われるのであれば、
語った言葉で未来が創られるのは当然のことなのです。
食べるものに気を遣うように、良い言葉を意識して使いましょう。
石川シュウジ