建物状況調査とは?



昨日、既存住宅状況調査技術者の資格更新のお話をしましたが、詳しく説明いたします。

 建物状況調査とは、国土交通省の定める講習を修了した建築士が、
建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分
及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、
雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査になります。

既存住宅の購入を検討される買主様にとって、または既存住宅の売却を
予定する売主様にとって物件の調査時点における状況を確認することで、
以下のようなメリットがあります。

【買主の場合】

① より安心して購入の判断ができる

専門家の調査により建物の状況が把握でき、より安心して購入の判断をすることができます。

② メンテナンスの見通しが立てやすい

購入後のリフォームやメンテナンス等の予定を見込んだ取引が可能となります。

【売主の場合】

① 引渡し後のトラブル回避

取引後のクレーム等のトラブル回避に繋がります。

② 競合物件との差別化が図れる

購入希望者に安心感を与え、他の売却物件と差別化ができます。

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 2016年、地建物取引業法が改正。中古住宅の売買に際して、
不動産仲介業者が売主や買主に対してホームインスペクション(住宅診断)のことを説明し、
利用するかどうか意思確認するというものです。

 これは取引の透明性を高めることや買主の不安を払拭することで、
中古住宅の流通量(売買件数)を増やすことが改正の目的の1つとなっています。

   石川シュウジ


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