遊牧民に学ぶ(逃げるは恥ではない)
- 投稿日:2023年 6月15日
- テーマ:その他
(テレルジ国立公園のランドマーク「亀石」)
日本には「石の上にも三年」、「逃げるは恥」という価値観がい未だに根強くあります。
嫌なことやストレスを感じながらも我慢をしながらその場に居続け、
結果として、鬱病や体調を壊してしまう人も数多く存在しています。
モンゴルの人々はかつて遊牧民でした。遊牧民には「土地を所有する」という発想がありません。
いい牧草地を探して移動することが彼らの人生なのです。
彼らにとって「移動」は成功の秘訣というのが当たり前にDNAに刷り込まれている
彼らにとって戦争は土地の取り合いではなく、"人や家畜の取り合い"のためです。
土地を守る必要がない以上、不利なときは広大無辺な草原をどこまでも逃げ、
逆に有利と見ればどんどん攻め寄せるというのがモンゴル人の習性です。
逆に農耕民族で土地や家に縛られる日本人、異質なものを排除する村社会を構成します。
村八分になると生きていけなかったので、「逃げるは恥」という文化が出来上がっていったと思われます。
未だにその影は色濃くあります。
多くの方が給与生活者となった現代日本。苦しい職場から逃げることは、全く恥ではないのです。
逆に「人を大切にする会社が、日本を幸せにする!」をスローガンとする企業を創ること、
その賛同企業を増やすことが、私たち経営者に求められる時代となってきたのです。
カメのように一歩一歩前進あるのみ!
石川シュウジ