グー・チョキ・パーで自己PR
- 投稿日:2023年 6月 8日
- テーマ:その他
今日のお話は、2014年に息子が通う高校の2学年PTAの進路研修会で招いた
富士大学教授鈴木晃彦氏から聞いたものになります。
かつて鈴木氏は高校の英語の教師をしており、盛岡一高で指導したある生徒が忘れられないと話します。
この生徒が東北大学のAO試験で自己PRした事例がなんとも面白いのです!
居並ぶ試験官に対して「ジャンケン」で、心をガッチリとつかんでしまったというものです。
受験生A:
『私は盛岡一高で
「グー 」:強い意志を持って、
「チョキ」:自分の人生を切り開き、
「パー 」:可能性をこの手で掴んできた。』
更に続きます・・・
「私はスルメのような人間である。噛めば噛むほど味が出る!」
これを聞いた試験官は、全員一致で彼を採ったという。
社会が求めている人財をジャンケンで例え、それが私であると一瞬で相手に伝えるとは、
なんという豊かな発想力だろうか!
先日この通信で紹介した「自燃人」とは、この生徒の思考と行動を指しているものです。
この通信で公表すると今後面接試験を受ける者の中には、
この「グー・チョキ・パー」を使いう人がでることが予想されます。
しかし小手先のテクニックではなく、ほとばしる情熱が相手を動かすことを忘れてはいけません。
石川シュウジ