ラッキーセブン
- 投稿日:2023年 7月 6日
- テーマ:その他
明日は7月7日の七夕ですね。縁起の良いラッキーセブンが二つ並んで、とても良いイメージがあります。
世の中には「七草がゆ」「七不思議」「七転び八起き」「7人の侍」「ウルトラセブン」など、
7のつく言葉が多く存在しております。一週間も7日で構成されていますし、
7という数字が好きな人は多いと思います。
ところでこの「ラッキーセブン」は、どこから始まったのでしょうか?
1885年9月30日のシカゴ・ホワイトストッキングス(現シカゴ・カブス)の試合から
ラッキーセブンが生まれたという説があります。
シカゴ・ホワイトストッキングスの7回の攻撃のときに打ち上げたフライが
強風によってホームランとなり、それが決め手となってシカゴ・ホワイトストッキングスは優勝を果たしました。
この7回の攻撃の様子を勝利投手であるジョン・クラーソンが「Lucky Seventh」と表現したことが、
ラッキーセブンの語源であると言われています。
このことから日本のプロ野球では、本拠地球団の7回攻撃前にはチームの応援歌が流れます。
球団によっては風船や傘を使ったパフォーマンスをして、地元ファンは大きな盛り上がりを見せています。
「ラッキーセブン」は7という数字が本来持っているパワーが引き起こす現象かもしれませんが、
私たちにはジンクスや縁起を担ぐ習性があるようです。
花巻東高等学校の公式野球部には「逆転の花東」というイメージがあります。
どんなに逆境に陥っても諦めない姿勢が、最後にどんでん返しのドラマを何度も見せてくれています。
この「逆転の花東」というイメージは、味方にはブレない軸となり、
ライバルからは何か起こるのではという恐怖を抱かせます。
自分たちが何もしなくとも、勝手に相手がエラーをしてくれて価値を拾うのです。
真に強い組織には、負ける訳がないという思いこみがあります。
さて高校野球の県予選会が始まります。
今年はどんなドラマが待っているのでしょうか?
石川シュウジ