関東大震災100年

  • 投稿日:2023年 9月 1日
  • テーマ:その他


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1923年の関東大震災から100年という節目に、改めて後藤新平の功績が見直されている。
岩手日報では、昨日と今日の社会面で後藤新平を取り上げているので、ご覧になってください。

 後藤新平は、帝都復興院総裁に任命され復興計画を策定。当初原案の15億円から最終的には4億6,844万円にまで削減されたものの、当時の国家予算が14億円という規模と比較しても壮大なプランでした。

 この後藤の復興プランは「大風呂敷」とも称され、立憲政友会や憲政会などの議会勢力や被災地大地主らの猛反発を受け縮小を余儀なくされたものでした。

後藤の代名詞ともなった「大風呂敷」ですが、後藤は思いつきで復興プランを出したものではありません。
台湾民政長官や南満州鉄道(満鉄)総裁の経験を経て、後藤には常に帝都東京のビジョンが頭にあったからに他なりません。

後藤は、元々医者のために最初に診察(調査・研究)をしてから処方(対策)を立てることが常でした。
つまり「大風呂敷」は単なるホラ話とは次元が違うものなのです。

後藤は、15年先が見えるので、世人の誤解や先輩の反対を受けると自分でも理解しており、次の歌を詠んでいます。

「遠眼鏡 一人で持てば 罪つくり」

後藤の戒名は「天真院殿祥山棲霞大居士」

まさしく天真爛漫な新平の人生そのものを表しているようですね。

 今日は犠牲者に手を合わせて祈ります。 石川シュウジ


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