インサイドアウト
- 投稿日:2023年 5月28日
- テーマ:その他
私たちは、物事に何か問題が生じた時、「上手くいかないのは、〇〇のせいだ!」
「〇〇が悪いからだ!」など、上手くいかない原因を環境や他人のせいにしがちです。
この考え方を「アウトサイド・イン」と呼びます。
私の人生を振返ると、これまでは他人のせいにしてきた人生だったといえます。
しかし、原因を他人や環境のせいにしても何も現状が改善しないことを沢山経験してきました。
逆に「インサイド・アウト」という考え方があります。
「自分の外部に原因や責任を求めるのではなく、自分の内面にあるものを変えることで、
外にあるものを良くしていくこと」。
つまり問題の原因が自分にあると考え、自分自身の内面や言動を変えることで、現状を改善するものです。
この「インサイド・アウト」に気が付いたお陰で、私の人生は大いに好転したと考えています。
これまで自分のエネルギーを相手に向けていましたが、そのエネルギーを
自分のすることだけに集中できるようになったからです。
会社の社長として、社員を意のままに動かそうと考えることは相当のストレスです。
自分ではどうしようもないことが多いのです。
逆に自分でコントロールできることだけに全精力を使うことは、気楽なものです。
来るものは拒まず。去るものは追わず。そんな心境です。
石川シュウジ
文庫カフェ
- 投稿日:2023年 5月27日
- テーマ:その他
私の行ってみたいカフェがある。
「本と珈琲とインクの匂い」をコンセプトにした文庫カフェです。
運営は、Green Coffee Farm
(グリーンコーヒーファーム: 株式会社ドリームリンク内文庫カフェ事業ブランドカンパニー)
2016年7月18日宮城県仙台市に、文庫カフェ1号店目の「青山文庫」をオープン。
2019年9月には秋田県秋田市に2店舗目「赤居文庫」。
2021年7月には日本橋髙島屋S.C.新館に3店舗目「黒澤文庫」がオープンした。
珈琲を飲みながら、自由に本を読むことができる場所。
まだ行ったことがないが、想像しただけでワクワクする。
図書館のように貸し出しも行います。
また、気に入った本があればその場で購入も可能だとか。
なによりもそのコンセプトに惹かれる。
(株)ドリームリンクの理念は、「世界中を幸せにする」。
この経営理念のもと、秋田を元気にする事業を展開している企業姿勢に
共感した若者が就職を希望し、秋田県の就職希望企業ランキングで、
同社が第5位に選ばれているとか。
このカフェで働くスタッフが生き生きと活躍している姿を想像する。
働く人が自分の夢を語る場所でないと、周囲の人の夢を叶えることができない。
「本と珈琲とインクの匂い」
このコンセプトだけで勝手に妄想している私がいる。
早く行ってみたい!
石川シュウジ
御書印新聞
- 投稿日:2023年 5月26日
- テーマ:その他
「御書印プロジェクト」の一つに「御書印新聞」の発行があります。
地元のブックスアメリカン北上には、これまで発刊された3号が
店頭に置いておりまので、いただいてきました。
この新聞には参加書店のディープな情報や御書印の裏話、
実際に巡っているお客様の旅の思い出などが載っています。
その中で「ざんねんなぶんごう」のエピソードが紹介されていました。
面白いので転記します。
石川シュウジ
"待つ身が辛いかね。待たせた身が辛いかね。"
想像してください。旅行先で金を使い果たし困っている友人のために、
わざわざ出向いてあげたあなた。懐には、友人の妻から預かった支払いのためのお金。
ところが友人の滞在する旅館へ着いてみると、結局一緒に酒を飲んだりして一文無しに。
「ここで待っていてくれないか?」そう言い残し、金策のため一旦帰郷した友人を
見送ったあなたの横には、ガチでにらみつける借金取り・・・
てかなんで俺がにらまれてんの?
2日目、「早くしてくれよ。」
3日目、「おいふざけんな、何してんだ。」
4日目、「あいつマジで人間失格だろ!」
とうとう5日目。怒り心頭に発したあなたは謝金取りを連れて友人の家へ。
そこで見たのは、余裕の顔で将棋を楽しむ友人の姿でした。
そしてその口から飛び出した驚愕の一言。それが冒頭の言葉でした。
この人間失格・・・失礼、人物こそ太宰治。「あなた」は作家・檀一雄。
太宰と将棋を打っていたのは井伏鱒二でした。
後に太宰はこの話から『走れメロス』を構想したとかしないとか。
人として「ざんねん」すぎる感がありますが、
これくらいの言葉が出てこないと名作は生み出せないのかもしれません。
御書印プロジェクト事務局:安藤 智郎