老いるショックは3度来る
- 投稿日:2023年 5月22日
- テーマ:その他
先日は、クイズ・タイムショックの話をしましたが、
(全く関連もなく)誕生日を迎えると「オイルショック」ではなく「老いるショック」を感じます。
明日が私の62歳の誕生日なので、あと残り僅かになった61歳を噛みしめています。
さて誰でも歳を重ねると「老いるショック」を感じることがあると思います。
しかしこの「老いるショック」は1度で終わらず3度来ると言われています。
例えば・・・
第1次老いるショックでは、顔や髪の毛に老いの兆候が見えてきます。
第2次老いるショックは、病気として表れてきます。早いのが胃ガン、乳ガン。
あるいは骨粗しょう症が早めに出てきます。次に糖尿病、腎臓結石、心不全が出てきて、
それから前立腺肥大、すい臓ガン、肺ガン。更に白内障と、次々に病気が襲ってくるものです。
第3次老いるショックは、耳が遠くなったので補聴器をつけるとか、
あるいは歯ががたがたしてきたので入れ歯を入れるとか、そういった症状がでるようです。
第1次老いるショックを迎えると、合わせて「オイルマネー」ならぬ
「老いるマネー」の準備もしないといけません。
今後は年金も繰り下げての受給となりますので、
それまで老体に鞭打って働かないといけない時代となっています。
老いるには、ネガティブなイメージがありますが、
「老いるショック」「老いるマネー」と言い換えると
なんだかアラブの大富豪になったような気分になりますね。
石川シュウジ
*「老いるショック」は、みうらじゅんさんの新語になります。
建物状況調査とは?
- 投稿日:2023年 5月21日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / ライフサイクルコスト / 人生を変えるリノベーション
昨日、既存住宅状況調査技術者の資格更新のお話をしましたが、詳しく説明いたします。
建物状況調査とは、国土交通省の定める講習を修了した建築士が、
建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分
及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、
雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査になります。
既存住宅の購入を検討される買主様にとって、または既存住宅の売却を
予定する売主様にとって物件の調査時点における状況を確認することで、
以下のようなメリットがあります。
【買主の場合】
① より安心して購入の判断ができる
専門家の調査により建物の状況が把握でき、より安心して購入の判断をすることができます。
② メンテナンスの見通しが立てやすい
購入後のリフォームやメンテナンス等の予定を見込んだ取引が可能となります。
【売主の場合】
① 引渡し後のトラブル回避
取引後のクレーム等のトラブル回避に繋がります。
② 競合物件との差別化が図れる
2016年、地建物取引業法が改正。中古住宅の売買に際して、
不動産仲介業者が売主や買主に対してホームインスペクション(住宅診断)のことを説明し、
利用するかどうか意思確認するというものです。
これは取引の透明性を高めることや買主の不安を払拭することで、
中古住宅の流通量(売買件数)を増やすことが改正の目的の1つとなっています。
石川シュウジ
クイズタイムショック
- 投稿日:2023年 5月20日
- テーマ:その他
本日5月20日20時30分、無事にオンライン試験を終えホッとしているところです。
答案提出のタイムリミットは23時59分でしたので、残り約3時間半を切る危ないものです。
ところで何の試験かというと「既存住宅状況調査技術者」という資格更新のためのものです。
宅地建物取引業法の改正により、平成30年4月より中古住宅の売買の際に行われる重要事項説明に、
既存住宅状況調査を実施している場合にはその結果について説明することが義務づけられました。
つまり建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、
雨漏りなどの劣化・不具合の状況を把握するための調査をすることができる資格になります。
コロナ禍の恩恵として、対面からオンラインでできることが増えたことがあります。
これまで資格更新するためには、更新講習会の日時と会場が決まっており、
事務局にFAXや郵送で申し込みをしなければなりませんでした。
ところが現在は、全てオンラインで済ませることができます。
申し込はもちろんのこと、講習会自体もオンラインになります。
講習を受ける期間が今回は約3週間あり、自分の好きな時間に何度でも繰り返し視聴できるのです。
この講習は必ず順番通りに動画を観ないと、次に進めない仕組みです。
しかし最後の終了考査は一度開始すると後戻りできずに20分で終えないといけません。
パソコンの右上に時計があり、残り時間が表示されます。
試験問題自体は最後まで講習を視聴すると分かる程度の問題なのですが、
時計が気になって集中できません。
かつて田宮二郎さんが司会を務めたクイズ番組がありました。
今回の試験はタイムショックの椅子に座らせられた気分でした。
時計が目に入ると焦るものですね!
石川シュウジ