「称号」を与える
- 投稿日:2017年 1月28日
- テーマ:本
この「手紙屋」はこれまで何度も繰り返し読んでいるが、読む度にその時々のアンテナに引っかかってくるものがある。
今回は「人は相手に称号を与えたがる」という一文だ。
(引用)
この称号とは、どちらかといえば日本人はその人の悪い面だけを見て
「あいつは〇〇なやつ!」と付けたがる。
ごくまれに、自分が持っていないけれども、与えられると嬉しい称号を与えてくれる人がいます。
世の中で"偉人"と呼ばれる人を育てた母親です。母親でない場合もありますが、
とにかくその偉人を育てた人になります。
偉人と呼ばれる人々には、ある共通点があります。誰もが素晴らしい才能を持っていたように思われがちですが、実はそうではありません。素晴らしい才能とは世の中のすべての人が持っているものです。
ではいったい何でしょうか?
実は、偉人として成功する前から、"将来成功する"という称号を与えられて育ったということなのです。
それは、母親、父親、周囲にいた大人、場合によっては自分で選んだ師匠からかもしれません。
とにかく周囲の誰がなんと言おうと、「おまえは、将来世の中の多くの人のためになる素晴らしい才能を持っているんだよ」という称号を与えられて育っているんです。そうして事実、そうなっていきました。与えられた称号どおりになったわけです。
会社や組織でも、与えられると嬉しい称号を与えてみませんか!「