人生は喜ばせごっこ
- 投稿日:2025年 5月 2日
- テーマ:介護

連続テレビ小説『あんぱん』が面白いと、弊社スタッフが話している。
『アンパンマン』の原作者・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルとしているらしいが、
私は放映時間にTVを見ることができないので、いつも話についていけず悔しい思いをしている。
新聞の番組表を見ると、今週の『あんぱん』は第5週目で、タイトルに「人生は喜ばせごっこ」とある。
このタイトルを見ただけで番組を見なくとも心がときめいてくる。
「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」を自分に問い続けたやなせが辿り着いたのは、
かっこ悪くても、本当に困っている人に一片のパンを、「あんぱん」を与えられるヒーロー像でした。
彼は「人を喜ばせること」を、人生最大の喜びとしていたのです。
お仕事をしていると、毎日同じルーティンワークでやっている意味が曖昧になってきますよね。
自分の仕事に没頭するあまり固執してしまい、周囲と軋轢を生むこともあります。
私もついつい正論を言ってしまい、周囲の雰囲気を悪くすることがあります。
時には正論は他人を傷つけるものです。
そんな時に思い出すのが、やなせさんの言葉です。
「人生は喜ばせごっこ」
どうやって人を喜ばせることができるのか?
これを考え行動すると、めぐりめぐって
自分にもかえってきて、喜びの人生となるのです。
私に足りないのは、正論を言うより一片のあんぱんを与えることなのです。
石川シュウジ