人生の縦糸と横糸

今日は私の64歳の誕生日。朝一番に菩提寺で両親やご先祖様の墓前に手を合わせてきました。誕生日とは、両親が初めて父や母になった日でもあり感謝しかありません。
京セラの創業者稲盛和夫氏は、人生とは運命の織物のようなもので、宿命の縦糸と、立命の横糸によって織りなされるものと話しております。
「宿命の縦糸」というのは生まれた時に持っているいろいろな条件のこと。「立命の横糸」というのはその人の努力や徳を積むことによって変化するものです。稲盛さんは"運命の縦糸よりも立命の横糸の方が大事だ"ということを強調されていました。"運命は確かにあるが、自分の心と行いによって変えていくことができる"と続けます。
その人生の中で善きことを思い、善きことを行えば、よい結果が生まれ、悪いことを思い、悪いことを行えば、悪い結果が生まれるという「因果の法則」が横糸として走っているのではないかと稲盛さんは考えたのです。
60歳の還暦で突然始めたコンパスウォーク。これも宿命という縦糸なのかもしれませんが、自分の人生を悪くするのも、良くするのも自分次第。
善きことを思い、善きことを行えば人生は必ず良くなると信じて進むだけです。
ああ~!今日はなんと良い日だろうか! 石川シュウジ
































