形あるものは、形なきものを写す鏡

  • 投稿日:2017年 1月12日
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上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズ10冊完読しました。
この物語には番外編もあるようですが、それはまた別の楽しみとします。
NHKで1月21日で「精霊の守り人・悲しき破壊神」が始まる前に
完読できてうれしいですね!
さて作者の上橋菜穂子さんはHPのメッセージで次のように語っています。

「もうひとつ、この物語を書くときに、心のなかにあった大切なイメージは、異界が、人の生きる世界に近々と重なって存在している世界のイメージでした。
ふつうの人々には、確かには感じられない ── しかし、そこに確かに在る異界。 人にとっては、<精霊>や<神>に思える存在がうごめく異界と、人の世界がふれあうときに生じる不思議......そういう物語を書いてみたい、と思ったのです。」

目に見えるものしか信じることのできない現代人。
上橋さんのメッセージは単なる不思議な世界に思いをはせて欲しいという事だけではないと私は感じております。
「形あるものは、形なきものを映す鏡」であることを最近学びました。
現実の社会でも陰となって努力している人や仕事をしている人が大勢います。
今の社会の問題は、その目に見えない人々の思いが表面に出ただけであり
知識人と呼ばれる人々はその状況だけを見て判断し対策を講じているようです。
単なるファンタジー作品ではなく、様々な示唆に富んだ本だと言えます。
是非NHKのドラマから入っても結構ですので、上橋ワールドをのぞいてみませんか!


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