団体競技離れ

  • 投稿日:2017年 3月27日
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soft
北上市ソフトボール協会役員会があった。
毎回話題としてあがるのが、北上市内の中学校で単独でチームを組めるかという件。
新年度はなんとか全ての中学校でチーム編成できそうだと報告された。
日本人は個人競技よりも団体競技が好きだと言われるがそうだろうか?
確かに今春の選抜高校野球が熱戦を繰り返しており目が離せない。
今回の役員会である方が発言する。
「中学校のソフトボールで燃え尽きてしまい高校で続ける選手が少ない!」
私には本当に中学生が燃え尽きるまで一心不乱にのめりこんでいるとは思えない。
昨年末の役員会で私は、「指導者の言葉の暴力」についての意見を述べましたが
今回は別の角度からこの問題を考えてみたいと思います。
日本のスポーツの問題として「補欠制度」がある。
高校野球を例にしてみるとべンチに入れず、ただスタンドで応援するだけの選手がたくさんいる。
私立高校になると総勢100名を越すチームも多い。
試合に出なければ技術も身につかず、相手との駆け引きも覚えられない。
益々レギュラーと補欠の差が広がるばかり。
この「補欠制度」があるために、大器晩成の選手を"発見"できない可能性もあります。
何より野球やソフトボールを楽しみたくて部に入り、それぞれの協会に登録費まで収めているのに、
プレーする機会を得られないのは、差別ですらあると感じます。
「縁の下の力持ち」「フォアザチームの精神」
「3年間ベンチ入りできなかったけど頑張った!」など
日本には指導者にとって都合の良い言葉や美談があります。
最初はそのスポーツに興味を持って始めたのに、補欠になったり、シゴキを受けたり
言葉の暴力、親の過干渉などでスポーツを楽しめない環境ではないかと考えます。
楽しければ何歳になったって続けるものです。
このことが、日本でスポーツが文化として根付かない要因のひとつではないでしょうか。
底辺を広げるためには、スポーツを楽しむことを広げていきたいですね!
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