小さな家のスタートは小屋

  • 投稿日:2017年 7月 1日
  • テーマ:住まい


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私は小さな家が好きである。
かつて暮らしていた鉄骨造総2階建ての店舗兼住宅は100坪あった。
(現在は他人に貸している)
実際に生活に使用していたのは70坪位で、2階の真ん中には
廊下があり格子戸を開けてから襖を開ける旅館の様な造りです。
父が建てたもので、使い勝手よりも客人を呼ぶための家といってよい。
現在住んでいる我が家は36坪。
亡くなった母が建設前の基礎工事をみながら
「お前は小屋を建てるのか?」と私に聞く程田舎の常識からすると小さな家だった。
その新しい新居に当初6名で住んでいたのが
母が亡くなり3人の子どもたちもここを巣立ち今は妻と二人きり。
1階の20坪だけでも十二分に足りている。
我が家に来た人は皆異口同音に「物がないね!」と驚く。
新築した場所は前の住居から数百メートル離れており
建て替えた訳ではない。
新居で生活しながら必要最低限の物しか持って来なかった。
これが今となってはとても良かったと思う。
小さな家だが物がない。
一階の建具は真冬も開けっ放し!
十二分に広い空間。
新築する場合でも、リフォームする場合でも
ほとんどのお客様が収納の事を一番心配している。
それだけ今は物が家中に溢れている証拠でもある。
私が憧れるのは鴨長明の方丈の家。
今でいうと四畳半の家。
人間立って半畳、寝て一畳あまり。
年齢を重ねる毎にシンプルに生きたいものだ!




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