体験「一力亭」

  • 投稿日:2018年 6月10日
  • テーマ:理念


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祇園の茶屋一力亭に入る機会に恵まれました。
観光客で溢れかえる祇園の通り。その観光客の中をかき分け一人暖簾をくぐります。
緊張する瞬間でした。
くぐるなり「石川さんお待ちしておりました!」と下足番の男性が声を掛けてきます。
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室内はお客様をお迎えする設えがされています。
掛け軸や生け花、全てはお客様が心地よく過ごしていただくためのさりげない心使いです。
しばらくして女将が顔を出し挨拶をされます。しなやかな女性でありました。
女将の考え方をご紹介いたします。
初めての茶屋ではありましたが、気持ちよく酔夜は更けていきます。

一力亭 女将
杉浦 京子 さんの記事より
すぎうら・きょうこ 1956年、京都市生まれ。同志社大文学部卒。81年、創業300余年の老舗お茶屋、一力亭13代目主人と結婚。女将として、京都祇園の花街の伝統と格式を重んじ、おもてなしの精神を守り続ける。
「おもてなし」という言葉をよく目にしますが、本来は表に出さない心遣いだと思います。奥ゆかしく慮(おもんばか)ることをわざわざ声高に言わねばならないのは、世の中がせちがらくなった証しでしょうか。

私は先代からの、「縁の下の力持ちであれ」という教えを守ってきました。お茶屋の女将(おかみ)とは、舞妓(まいこ)さん、芸妓(げいこ)さんとお客様の間を取り持つ裏方的な存在で、陰で心を尽くすのが役割です。お客様の希望をかなえられるように、さりげなく気を配ります。


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