人生を変える住まいと健康のリノベーション
面白い本が新建新聞社から出た!
「人生を変える住まいと健康のリノベーション」
この本を読み最初に思ったのが、私がこれまでやってきた仕事を一冊にまとめてくれた本であると感じた。
高断熱高気密住宅や断熱改修の工事。住まいが人間形成に大きな影響を与える「住育」の推進。
シックハウス診断士補とし室内の科学物質をできるだけ使わない内装。
更には実際に高断熱高気密で住育を意識した間取りの自宅を建てて、自然素材と10年暮らしてみた体験がある。
私は今住んでる我が家を10年前に建てていなかったら、とうの昔に家族崩壊で今は独身だったと思う。
仕事に追われる毎日。寒い我が家で夜一人でコタツで食べる夕食。そのままコタツで朝まで眠る生活。
3人の子どもたちとは会話のない関係。冷めた夫婦関係。
そんな生活を激変させたのが今の我が家である。
この本は「住まいってなんだろう?」という基本的な疑問を解き明かすものであり、私たち建築の専門家だけではなく一般エンドユーザーにも読んでいただきたい良本であると思う。
是非人生をより良く変えたいという方にはおススメするものです。