本「木に学べ」
DVD 「鬼に訊けー宮大工西岡常一の遺言」を観る機会があった。
建築士として興味深く拝見したが、西岡さんの鬼気迫る仕事ぶりに驚くばかり。
法隆寺や薬師寺を復元した最後の宮大工棟梁について詳しく知りたくて本「木に学べ」を読んでみる。
私たちは文明社会に生きているが本当に進歩しているのだろうか?
「棟梁いうものは何かいいましたら、「棟梁は、木のクセを見抜いて、
それを適材適所に使う」ことやね」
「木を組むには人の心を組め」
「職人が50人おったら50人が、わたしと同じ気持ちになって
もらわんと建物はできません」
育った環境が違う木材はそれぞれ性質が異なる。
同じく人間も生まれた環境が違う。
会社も組織として動くからには、人の心を組むのがトップの仕事になりますね!
棟梁・トップは「あり方」は問われる仕事です。